夏のオイル美容と、大人の肌
こんにちは!ロータス リチュアルズです。
いよいよ夏の訪れを感じる今日この頃。降り注ぐ日差しも日に日に強くなり、梅雨が明ければもう真夏はすぐそこ!
夏はレジャーなどで屋外で過ごすことが多い楽しいシーズンですが、肌にとっては紫外線や汗などによる影響で過酷な環境にさらされる季節でもあります。
大人の肌にとっては、この夏の肌ダメージが秋の乾燥を深刻にさせる要因にもなるので、夏のスキンケアに手抜きは禁物です。
そこで今回は、ロータス リチュアルズが提案する大人のオイル美容について、ベタつきがちなオイルは夏のケアにも必要?という疑問にお答えするとともに、おすすめのお手入れ方法をお伝えします。
そもそもオイル美容とは?
なぜ大人の肌にオイルが必要なのでしょうか。
それは、肌のつややかさや弾力のカギを握るのが、ひとが本来もつ“脂性成分”だから。
わたしたちの肌の一番外側の部分は角層と呼ばれ、外部の刺激から肌を守り、肌の中のうるおいを守る役割をになっています。
角層の中には角層細胞が層になって重なり、その間を細胞間脂質という脂質が満たし肌の水分をキープしたり、肌のバリア機能として働いているのです。
その角層をうるおいのベールで覆っているのが皮脂膜。
「べたつく」などの理由から良いイメージのない皮脂は、実は皮膚表面に膜をつくることで、水分の蒸発を防ぐという重要な機能を果たしています。
このように肌を乾燥や刺激から守ってくれる細胞間脂質や皮脂などの“脂性成分”は、加齢とともに産生や分泌が減ってしまいます。
“脂性成分”が足りない肌は、肌が乾燥し、肌のバリア機能が低下することでダメージを受けやすく、肌に弾力や若々しさを与えるコラーゲンやヒアルロン酸などが減少することにより、シワやたるみなどのエイジングサインが目立つようになってしまいます。
その減ってしまった“脂性成分”を補うのが、「オイル美容」というわけです。
オイルがもつうるおいや栄養を肌に与えることにより肌が本来持っている機能をサポートし、肌の水分量のバランスを保ち、ハリのあるつややかな肌に導くのです。
夏のお手入れにオイルは必要?
夏は汗や皮脂の分泌量が増え、肌がテカったりベタついたりすることからオイルなどの油分の多いアイテムを避ける傾向にあります。
しかし、大人の肌は夏のお手入れにもオイルは必要です。
肌表面が汗ばむことで肌がうるおっているように錯覚しがちですが、夏の肌は意外にも乾燥しているのです。
日焼け、シミ、肌のごわつきなど、強い紫外線によるダメージに加え、冷房が効いた屋内で長時間過ごすことによって肌の水分は奪われています。
日焼け止めの刺激や、ウォータープルーフを落とす洗浄力が強いクレンジング剤の使用、冷房や冷たい食べ物の摂取による身体の冷えなども、肌へのストレスになります。
ベタつきを気にしすぎて保湿をきちんと行わないと、乾燥が進行し、バリア機能が低下して敏感肌になり、ダメージが深刻化する傾向に。
これが夏に一気に肌が老ける、いわゆる「夏老け肌」の原因となるのです。
余分な皮脂や汗、汚れをきちんと落とし、オイルの油分で肌を包み込み、うるおいをしっかり守るケアが大切です。
とはいえ、やはり夏は毛穴のつまりやニキビが気になるところ。
オイルの過度の使用による肌トラブルを避けるために、おすすめのお手入れ方法をご紹介します。
おすすめの夏のオイル美容法
美容オイルといっても、粘度が高いしっとりテクスチャーのものから、さらっと浸透するものまで種類は様々。
肌の水分と油分のバランスを崩しやすい夏は、肌につややかさを与えるオイル層とみずみずしさと美容成分を届けるエッセンス層の2層タイプがおすすめです。
■ ブースター(導入美容液)として
洗顔後の清潔な肌に、オイルをなじませます。
充分にオイルが肌になじんだら、化粧水、もしくはジェル状クリームを塗り重ねます。
はじめに塗ったオイルが肌をやわらかくし、化粧水やジェルの水分を肌にぐんぐん引き込みます。
この2ステップで、オイルのぬめりやベタつきを肌に残さず、うるおいを閉じ込めるケアが完了!
POINT! → 乾燥肌の方は、最後にオイルを手のひらにうすくのばし、顔を包み込むようになじませると、さらに保湿力がアップします。
■ シートマスク好きのあなたへ
シートマスクは貼るだけでスペシャルなうるおいケアができる便利なアイテム。
美容液がひたひたなシートを顔にのせるとひんやり気持ち良いので、夏によく使うという方も多いのではないでしょうか。
シートマスクをはがした後は、肌の上に残った美容液をなじませることと思いますが、その際に手のひらにオイルをうすくのばし、やさしく包み込むようにハンドプレスしてみて!
シートマスクで肌に与えたうるおいを、オイルがラッピングして閉じ込めます。
POINT! → オイリー肌や皮脂の過剰な分泌が気になる方は、額と鼻のTゾーンを避けてオイルをなじませましょう。
オイルは乾燥する冬に活躍するものと思いがちですが、大人世代には夏こそ取り入れてほしいアイテムです。
オイル選びや活用方法を工夫することで、心地よく夏のオイル美容を叶えます。
肌の水分と油分をバランスよく保って、「夏老け肌」を防ぎましょう!
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